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豪雨で汚れた写真 洗って被災者へ 笠岡の柳生写真館がボランティア

水洗いした写真を陰干しする柳生社長(右)ら

 七五三用の着物をまとった子ども、誕生日を祝うケーキ、笑顔あふれる家族…。西日本豪雨災害で泥水に漬かって汚れた写真は、プロの手で一枚一枚きれいに洗浄され、かつての輝きを取り戻していた。

 写真は倉敷市真備町地区と笠岡市の被災者から持ち込まれた。「かけがえのないものばかり。少しでもきれいな状態にしてお返ししたい」。洗浄を手掛ける柳生写真館(笠岡市十一番町)の柳生晋伸社長(38)は力を込める。

 写真はぬれたり汚れたりしたまま放置すると、バクテリアやカビが繁殖し劣化が進んでしまう。柳生社長は災害発生後「専門業者として、何かできるボランティアはないか」と考え、13日から自社のホームページやフェイスブックなどで受け付けを開始。20日現在、14件計約2万枚の持ち込みがあったという。

 同社駐車場に臨時作業場を設け、柳生社長と社員4人がアルバムから1枚ずつ丁寧に写真を取り出して水洗いした後、陰干ししている。1日千数百枚のペースで処理し、被災者が取りに来るまで保管する。

 柳生社長は「思い出の詰まった写真を宝物にしている被災者は多いはず。長時間泥水に漬かり洗浄しても駄目なケースはあるが、ぜひ相談してほしい」と話している。

 持ち込みは今月末までの予定で、笠岡市内の他の4つの写真店でも受け付ける。問い合わせは柳生写真館(0865―63―2161)。
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