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和気の夏恒例「和文字焼き」中止 豪雨で炉近くの斜面が崩落

暗闇に包まれた観音山に浮かび上がった「和」の火文字=2017年8月16日、和気町田原下

 岡山県和気町と和文字焼きまつり実行委員会は19日までに、巨大な火文字を浮かび上がらせる夏恒例の「和文字焼き」の中止を決めた。西日本豪雨で、まきを組み上げる炉近くの斜面が崩れるなどし、点火担当者の安全が確保できないと判断した。まつりがスタートした1987年以降、火文字の中止は初めてという。

 和文字焼きまつりは、和気商工会や和気商店会などでつくる実行委と町が主催する和気町最大のイベントの一つ。今年も8月16日夕方から、吉井川河川公園(同町田原下)で開く。

 「和文字焼き」は、「大文字」で有名な京都の五山送り火をヒントにスタート。観音山(同町和気、170メートル)の西側斜面に設置した89個の炉に点火し、縦65メートル、横75メートルの「和」の文字を浮かび上がらせてきた。

 和気商工会青年部員が15日、現地を確認したところ、斜面の一部が崩れていたほか、炉にも損傷があり、担当者がまきに火を付けて回るのが難しい状況になっていた。実行委などで現場を復旧し、2019年の復活を目指す。

 西日本豪雨災害では倉敷、高梁市をはじめ、県内各地で大きな被害が出た。「まつりを中止すべきの意見もあったが、和気から元気を発信しよう」(同商工会)と、他の催しは予定通り実施する方針。

 16日午後4時ごろから、会場には焼きそばなどの夜店が並び、特設ステージでは地元の「清麻呂太鼓」が勇壮な演奏を披露する。音楽に合わせて約2500発の花火を打ち上げる演出もある。雨天決行。問い合わせは同商工会(0869―93―0522)。
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