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水が引いた真備町地区を空撮 復興へ向けた歩み、少しずつ

浸水の影響からか、ぽっかりと窓が開いた家が目立つ倉敷市真備町地区の住宅街。道路は砂に覆われ、空き地に大量の災害ごみが置かれている=12日午後

子どもが獲得した盾やトロフィーを倒壊した家から持ち出す女性=11日午後、倉敷市真備町有井

濁流に運ばれてきた車などが散乱するJR伯備線の線路=12日午後、高梁市松山

 12日午後、約1200ヘクタールが浸水した倉敷市真備町地区の上空を9日に続いて飛んだ。ほぼ水は引いていたものの、本来は黒っぽいアスファルトが乾いた泥で茶色になり、屋根の上には流されてきた物が残るなど、濁流の威力を改めて痛感した。

 ゆったりと流れ、平穏な姿へと戻った小田川。家屋をのみ込んだ当時の様子が想像できないほどだ。だが、川の北側に目を向けると雰囲気は一変する。薄茶色の土砂が田んぼやアスファルトを覆い、道路脇には水没して使えなくなった家具や畳などが何百メートルにもわたって積み上げられていた。

 かつての日常に戻るまでには長期戦が予想されるが、人が街中を歩き、車が走る様子も見られた。住宅地には片付けるために、わが家へと戻る家族連れの姿も。復興に向け、少しずつだが歩みは始まっていた。
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