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倉敷・真備でボランティア始動 160人が家具片付けなど作業

傷んだ家財道具を運び出すボランティア=11日午後0時13分、倉敷市真備町川辺

 少しでも力になりたい―。西日本豪雨によって甚大な浸水被害を受けた倉敷市真備町地区で11日、家屋の片付けなどを手伝う組織的なボランティア活動が始まった。会社員や学生ら約160人が現地入りし、人手不足ではかどっていなかった作業に当たった。一方、現地への移動に手間取り、午後からの作業は中止になった。

 市社会福祉協議会は同日、中国職業能力開発大学校(同市玉島長尾)に災害ボランティアセンターを開設。午前9時からの受け付けに約210人が集まった。うち約160人が午前班として大型バス2台、マイクロバス3台などで真備町川辺・辻田地区周辺に入った。

 女性(80)方では午前10時50分から10人が作業。水没した1階は泥に埋まり、浮いた畳や倒れたタンスなどが散乱。総社市の高校1年女子(16)は「想像以上にひどい」と表情を引き締め、大人たちと「せーの」と声を掛け合いながら、傷んだ家財を運び出した。

 流れる汗をタオルで拭き、軍手や作業着を茶色く染めながら、約1時間半で搬出を完了。「全てぐちゃぐちゃで、ぼうぜんとしていた。本当にありがたい」と、女性の長女(49)は感謝していた。

 参加した同市の会社員男性(46)は「体力的、精神的に限界の被災者も多いと思う。少しでも力になれたら」と力を込めた。

 初日は午前、午後で2時間ずつ活動する予定だったが、バスの通行証が用意できず、県警の検問を通る渋滞で時間をロス。午後は取りやめ、約50人は参加せず引き揚げた。

 12日は午前8時半~10時半に受け付け。通行証を備えたバスで現地に向かう。13日までは市内在住者に限り、14日以降、拡大する予定。
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