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岡山県内文化財にも豪雨被害 造山古墳や大橋家住宅など8カ所

長さ約20メートル、幅約5メートルにわたって崩落した造山古墳のくびれ部=9日午後2時54分

 岡山県教委によると、文化財関連では10日午後5時現在、国史跡の造山古墳(岡山市北区新庄下)や国重要文化財・大橋家住宅(倉敷市阿知)など8カ所で、のり面や土壁が崩れるなど西日本豪雨の被害が出ている。

 全国4番目の規模を誇る前方後円墳・造山古墳では、墳丘くびれ部の土砂が長さ約20メートル、幅約5メートルにわたって流出するなど南東部の斜面3カ所が崩落。うち2カ所で土砂が民家の敷地に流入した。岡山市教委は一部エリアをのぞいて立ち入り禁止にしている。

 国史跡・両宮山古墳(赤磐市穂崎、和田)でも、内濠(ぼり)を囲む土手の斜面が幅約11メートル、長さ約1・5メートルにわたって崩れた。大橋家住宅では、米蔵の土壁が一部剝落していることを確認。6日朝に石垣下部ののり面で崩落が見つかった津山城跡(津山市山下、鶴山公園)では、その後の雨で崩落部分が拡大しているという。

 このほか、広範囲が水没した倉敷市真備町地区では、遺跡出土品や民具を収蔵する市真備歴史民俗資料館(同町箭田)が被災。同市教委は「2階に保管している考古資料も被害を受けた可能性が高い」としている。
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