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岡山・平島小授業再開めど立たず 豪雨で土砂流入、学生ら復旧支援

土砂で汚れたプランターを水洗いする環太平洋大の学生

 活発な梅雨前線による豪雨で、校舎1階に大量の土砂が流れ込んだ平島小学校(岡山市東区東平島)で授業再開のめどが立っていない。被害が広範囲にわたり、子どもたちが登校できる環境が整わないためで、10日は環太平洋大(同瀬戸町観音寺)の学生らもボランティアで清掃に加わり、復旧を支援した。

 同小は7日早朝から8日午後にかけ、体育館や給食棟を含めた校舎4棟全てが浸水被害に遭った。床上20~30センチの高さまで漬かり、水が引いた後は教室や通路に高さ1、2センチの土砂が堆積。グラウンドには流されてきたがれきがたまった。

 被害確認後、すぐに土砂を取り除く作業に取り掛かり、8、9日はPTAや地域住民らの協力を得て、高圧洗浄機やブラシで校舎内の土砂を除去。汚れたいすや机、資料などを外に出した。

 10日は環太平洋大の学生でつくるボランティア団体メンバー5人を含めた約60人が参加。教職員と一緒に炎天下で汗を流しながら、土砂にまみれたプランターを水洗いしたり、清掃済みの備品を教室に運び込んだりした。

 「災害現場を見て、自然の恐ろしさを実感した。被害を受けた地域が元に戻るまで、できることをしたい」と同大4年男子(21)。

 同小は清掃が終わり次第、消毒や通学路の安全点検などを進める方針。19日にある1学期の終業式に間に合うかどうかは不透明だが、岡孝郎校長は「教職員だけではとても対応できない状況で、ボランティアの力は非常にありがたい。子どもたちが早く学校に来られるように作業を急ぎたい」と話した。

 市教委によると、豪雨の影響で9日に臨時休校した市立小中高校全130校のうち、同小と、近くで土砂崩れがあった津島小(北区津島本町)以外は10日に再開。津島小は11日から授業を行う予定。
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