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野球少年がサッカーを始めた訳は? ファジアーノ増田繁人選手

 「特技はカニの殻むきです。これは大きく出しておいてください(笑)」-。明るい声でインタビューに答えるのは、サッカーJ2ファジアーノ岡山の増田繁人選手(25)です。5月27日のアウェー町田戦で初スタメン、フル出場しました。「出遅れた分、もうピッチからは離れない」と意気込みます。野球少年だった増田選手がサッカー選手を目指した理由や、「J1昇格」という目標を持てる喜びも語りました。





-コンディションはどうですか?

 やっと90分間のプレーをこなすことができるようになり、気持ちも体も上がってきています。出られなかったのは脚の痛みだったのですが、最初は原因が分からず、先が見えないリハビリでした。状態が良くなって安心しています。

-何度も聞かれているかと思うのですが、愛称の「マグ」はどういういきさつで決まったのですか?

 何万回聞かれたか分かりません(笑)。中学生の時にいたクラブチームに、ブラジル人コーチがいて、いきなり「マグロン」と呼ばれたのが始まりです。ポルトガル語が分からないので、「なんのこっちゃ?」でしたが、「細くて長い」という意味です。当時から細くて背が高かったから呼ばれたみたいで、それからチームメートには「マグ」と短く呼ばれています。気に入っていますよ。覚えてもらいやすいので。

-サッカーを始めたのが13歳からということですが、遅い方では?

 小学生の時はずっと野球をしていました。3番ピッチャーでした! いい球を投げていたんですよ(笑)。それから肘が痛くて接骨院で治療していた時、先生にバスケットボールかサッカーか別の種目をしたいと話していると、「知り合いがサッカーのクラブチームのコーチをしているからセレクション受けてみたら」と言われて…。

-サッカーは未経験だったんですか?

 遊びでやった程度ですよ。セレクションは何回か行っていて、毎回60人ぐらい来ていました。フットサルコートであったのですが、ルールが分からなくてスローインしたら、「こいつ投げたんだけど…」という顔で見られてしまいました。フットサルはキックインなんですよね。そんなレベルだったので、案の定セレクションには落ちたのですが、終了後にコーチに呼ばれ「めげずに残りのセレクションにも来て」と声を掛けられました。

-その間に練習をしたとか?

 いや、練習する所もなかったので。とりあえず、声を出して頑張りました。最後の最後で受かったのですが、後で話を聞くと選考外だったらしいです。でも(マグロンと名付けた)ブラジル人コーチが「あいつは伸びるから、採用した方が…」と言ってくれたらしいです。

-そこで受からなかったら、別のスポーツをしていたかもしれないですね。

 バスケットボールをやっていたかもしれませんね。野球は…どうかな? 硬式野球をしないかと誘ってくれたチームもありました。

-ポジションはどこをやったのですか?

 得点したかったのでバリバリのFW志望でした。初めての練習では、ピッチの端から端までリフティングした先着順に11人を決めるとコーチに言われ、30人中11番目に入ってスタメンを獲得しました。そこで余っていたのがセンターバックで、もちろん見よう見まねでプレーしました(笑)。一緒に守っている選手が優秀だったのでまねをして、「ラインアップ」と言われてもよく分からず、みんなが走っているから走ろうという感じでしたね。

-そこから技術を上げていったのですね。

 他のメンバーに負けたくないし、うまくなりたかったですね。僕らのチームは技術を大切にするチームで、週2、3回あるフットサル場での練習では、リフティングをやるんです。リフティングボール、テニスボール、お手玉…とだんだんボールを小さくしてやっていきます。経験がないから、吸収するだけです。友達を見ながらやっていくとうまくなりました。

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