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山陽学園大生 地域課題解決へ始動  岡山市内で12月まで実践活動

操明学区を歩く学生。用水路の柵の設置状況などをチェックした

表町商店街でカメラ店主に実情を尋ねる学生

 学生がキャンパス外に繰り出し、地域の課題や解決策を考える山陽学園大(岡山市中区平井)の実践活動が17日、岡山市内でスタートした。参加者は地域で活躍する即戦力の育成に向け、4月に新設された地域マネジメント学部1期生の男女42人。実践活動は12月までに計8回行い、成果はまちづくりや活性化の処方箋として地域に還元する考えだ。

 同大によると、地域マネジメント学部は、地域をフィールドに農業▽ものづくり▽商い▽政策―を一貫して学ぶ岡山県内では珍しい学部といい、現場に足を運ぶ実践活動を1年次から積極的に取り入れるのが特長。この日は2グループに分かれ、市中心部の表町商店街、郊外の住宅地となる操明学区で住民らに地域の実情を尋ねた。

 表町商店街では約1キロ区間を歩き、店舗の並び具合や業種のほか、放置自転車、落書きの状況を確認。カメラ店では「最近若い女性客が増えている」という証言を聞き、店主らが専門知識や技術を市民らに教える「まちゼミ」の取り組みを学んだ。

 「表町商店街は年配向けや高価な商品を扱う店が多いイメージがあったが、実際に歩いてみると若者が楽しめそうな店があった。一人一人のお客さんを大切に商売していることが分かった」と男子学生(18)。

 操明学区のうち市立操明小周辺では柵のない用水路、幅の狭い路側帯など危険箇所をチェックした。同小放課後児童クラブ(学童保育)では子どもを見守る支援員の不足といった課題の説明を寺尾国一運営委員会長(70)から聞いた。女子学生(18)は「地図やインターネットを見るだけでは分からないことを知ることができ、勉強になった」と話した。

 1期生は成果をリポートや新聞にまとめ、地域に提供する。同学部は今後、企業での就業体験(インターンシップ)も本格化させる方針。渋谷俊彦教授は「学生たちには地域社会の課題を発見する目を養い、解決のための方策を立案し、協力者を得て実現する力を身に付けてもらいたい」としている。
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