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「山鳥毛」購入費をCF型で調達 瀬戸内市がふるさと納税8月実施

瀬戸内市が購入方針を表明した国宝の備前刀・山鳥毛=2017年5月、岡山県立博物館

 岡山県内の個人が所有する国宝の備前刀「太刀 無銘一文字(山鳥毛(さんちょうもう))」の購入方針を示している瀬戸内市は16日、インターネットで寄付金を集めるクラウドファンディング(CF)型ふるさと納税を8月から実施する意向を明らかにした。資金調達などが順調に進めば、2018年度内にも売買契約を結ぶ方針。

 同日の市議会総務文教委員会で、市が購入に向けたスケジュールを説明した。CFに先立ち、文化財、刀剣の専門家ら5人でつくる評価委員会を6月上旬までに2回開き、所有者が希望する売却額5億円の妥当性などを検証。その結果を踏まえ、6月定例会に関連予算案を提案する。

 CFは8月下旬から年末まで実施。目標額は未定だが、同委員会が妥当とする購入額の約2倍を想定しているという。太刀の購入だけでなく、保管する備前長船刀剣博物館(瀬戸内市長船町長船)の収蔵庫の改修などに充てる。

 戦国武将・上杉謙信の愛刀として知られる山鳥毛は、ゆかりの新潟県上越市が16年に購入を表明。だが、折り合いが付かず白紙となり、現在は県立博物館(岡山市)に寄託されている。今年に入って瀬戸内市に譲渡の打診があり、「長船を拠点にした備前刀の大流派・福岡一文字派の最高傑作を入手する唯一無二の機会」と判断し、4月に購入方針を明らかにした。
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