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津山中央病院が新がん陽子線治療 複雑形状の腫瘍にも的確対応

機械を操作し、ラスタースキャニング法による陽子線治療を行うスタッフ

 津山中央病院の「がん陽子線治療センター」(津山市川崎)は15日、最新のラスタースキャニング法による陽子線治療を初めて行った。患者は前立腺がんの60代男性。腫瘍を形に沿って塗りつぶすように照射していく治療法で、複雑な形状をしたケースでも的確に対応できるという。

 導入は全国に14ある陽子線施設のうち6カ所目。従来の手法は腫瘍の大きさに合わせた陽子線を1度で照射していたが、ラスタースキャニング法は、ペンシルビームと呼ばれる細い陽子線を、腫瘍を輪切りにした層ごとにきめ細かに照射する。従来より照射精度が増して正常な組織に与える影響を最小限に抑えられ、身体により優しいという。

 陽子線治療は放射線治療の一種で、がん細胞を透過するエックス線と異なり、ピンポイントで病巣を破壊できるのが特長。同センターでの治療は2016年4月から始め、200人を超える患者への実績を積んだことなどから、今回の治療法を実施した。

 同病院放射線治療センターの脇隆博副センター長は「当面は前立腺がん患者に対して行い、状況をみながら適応疾患を広げたい」としている。
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