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有害駆除の助成金支給期間を拡大 捕獲促進へ県、シカとサルは通年

 岡山県は2018年度から、猟友会などが農作物被害を防ぐためにイノシシ、シカ、サルを捕獲する「有害駆除」への助成金について、支給期間を拡大した。生息数の増加を受け、捕獲を促すのが狙い。これまで支給期間はいずれも3カ月だったが、シカとサルは通年、イノシシは8カ月に延長する。

 県の助成金は1頭当たり2千~4千円で、市町村が独自に設けている助成金に上乗せしている。支給期間は多くの農作物が収穫期を迎える7月1日~9月30日の3カ月間だったが、18年度からはシカとサルが通年、イノシシは3月16日~11月14日の8カ月間に広げた。県は18年度予算に関連事業費8575万円を計上している。

 シカ、サル、イノシシの捕獲は原則として、猟期(11月15日~3月15日)に限られるが、農作物被害が深刻な場合、猟友会員や農家が市町村の認可を得て捕獲できる。今回支給期間を拡大した助成金は、こうした駆除目的の捕獲が対象となる。

 イノシシによる16年度の県内農作物の被害額は、15年度比で27・0%減ったものの9310万円と高止まり。サルは10・5%増の2952万円。シカは44・0%減の3429万円ながら推定生息数は8万5100頭(16年度末)に増えている。

 県鳥獣害対策室は「有害鳥獣による農作物被害は深刻。助成金の弾力的な運用で被害抑制に努めたい」としている。
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