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銭湯「清心温泉」再建へ基金創設 常連客有志、7月まで寄付募る

ファジアーノ岡山のサポーターや住民らの憩いの場だった清心温泉=昨年7月

基金について話し合う常連客有志=3月30日、岡山市

 昨年11月に火事で全焼した銭湯「清心温泉」(岡山市北区清心町)を再建しようと、常連客有志が基金を創設した。2千万円を目標に7月29日まで寄付金を募っている。メンバーらは「憩いの場をもう一度」との思いで支援を呼び掛けている。

 清心温泉は1949年創業。2009年に閉めたが、元経営者の次男で会社員の二宮丈晴さん(48)=倉敷市=が12年に再開。サッカーJ2・ファジアーノ岡山のホーム戦の日を中心に営業し、サポーターや地域住民らが交流を楽しんでいた。

 火災後、二宮さんのもとには県内外から「頑張れ」「いつまでも待っています」といった手紙が届いた。そんな声に応えようと立ち上がったのが常連客約30人。発起人の一人、会社員島村純直さん(43)=岡山市北区=は「他人の子も自分の子のように接する古き良き時代のコミュニケーションが残っていた。かけがえのない空間を復活させたい」と意気込む。

 メンバーの見立てで再建には3千万円以上必要。現在正式な見積もりを依頼中で、寄付金が目標額に達しなくても再建可能と判断すれば費用に充てる。再建のめどが立たなかった場合、返金先が分かる人には手数料を差し引いた額を返す。寄付は銀行振り込みで3月21日から受け付け、今月9日時点で109万円余り集まっている。

 基金の詳細は「清心温泉復活基金」のブログやフェイスブックページに掲載。二宮さんは「火災で多大な迷惑を掛けたにもかかわらず、こんなに尽力してくれるお客さんがいてありがたいし、申し訳ない気持ちでいっぱい」と話す。

 口座名義は「清心温泉復活基金」。中国銀行本店の普通預金で、口座番号は「3528193」。問い合わせは同基金事務局(seishinonsen@yahoo.co.jp)。
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