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高速道で150キロ超のGS空白 岡山、香川県内で4月以降5区間

 岡山、香川県内の高速道路で4月以降、150キロ超にわたりガソリンスタンド(GS)のない「空白区間」が5カ所できることが、23日までに分かった。31日の営業を最後に岡山自動車道下り・高梁サービスエリア(SA、高梁市)のGSが閉鎖するためで、中四国で同様の長さの空白区間ができるのは約5年半ぶり。管理する西日本高速道路(NEXCO西日本)は後継店誘致に努めるとともに、ドライバーに走行前の十分な給油を呼び掛けている。

 国土交通省によると、空白区間が150キロ超になると、燃料切れの発生率は100キロ未満の場合の1・8倍に上る。同省と高速道路各社は150キロ超の空白区間を2017年度までに解消する目標を掲げているが、達成は困難となった。

 空白区間は、全国最長となる高松自動車道津田の松原SA(さぬき市)から米子自動車道蒜山高原SA(真庭市)までの183キロと、中国自動車道勝央SA(岡山県勝央町)までの180キロ、高松自動車道豊浜SA(観音寺市)から米子自動車道蒜山高原SAの176キロなど、いずれも高梁SA(下り)を経由する路線。GSを閉鎖するのは岡山県内の事業者で、採算悪化が理由という。

 全国では、150キロ超のGS空白区間は10カ所(23日現在)あり、現在の最長は北関東自動車道笠間パーキングエリア(茨城)―上信越自動車道横川SA(群馬)の173キロ。4月以降に発生する岡山、香川の5カ所のうち3カ所は、これを上回る長さとなる。

 日本自動車連盟(JAF)によると、高速道路での燃料切れによる救援要請は16年度で1万969件。NEXCO西日本などはGS空白区間の解消に向け、いったん高速道を降りて給油しても高速料金が変わらないサービスの社会実験にも一部地域で取り組んでいる。

 高梁SA(下り)では、08年12月~12年9月にもGSが閉鎖し、同様の空白区間ができた経緯がある。同社は「できる限り早く後継店を見つけ、ドライバーが安心して運転できるようにしたい」としている。
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