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福山にシングルマザー向けカフェ NPOが月1回、安心できる場に

カフェで不安や悩みを話す参加者(手前2人)と話を聞く中村さん

 子育て支援などを行うNPO法人「こどもステーション」(福山市神辺町道上)は、育児で悩みや不安を抱えるシングルマザーのためのカフェを月1回、同所で開いている。テーブルを囲み、お茶やお菓子を口にしながら話せる空間は、ママたちがほっと一息つき、安心できる居場所になっている。

 カフェは2015年6月からスタート。それ以前から別居中や離婚後の親子の面会交流のサポートをしている同NPOが、母親同士で交流できる場をつくりたいと始めた。

 毎月第2土曜の午後2時から1時間半程度、子どもを連れたママたちが集まり、テーブル脇で子どもを遊ばせながらそれぞれの悩みや子育てで感じていることを打ち明ける。

 カフェを仕切るのは自身もシングルマザーでスタッフの中村直子さん(54)。それぞれが言える範囲で自己紹介や近況報告を行った後、会話に上がってきた話題について自由に話をする。

 ある日のカフェには7組が参加し、病児保育や男の子の育て方などについて話した。「病児保育を利用したいけど、手続きが面倒なイメージがあってなかなか利用できない」「今は息子もプールや温泉に連れて行くことができるけど、大きくなったらどうすればいいんだろう」といった意見が上がり、参加者は「うちにも同じ悩みがあった」「すごく分かる」と共感していた。中村さんから市内の病児保育の制度についての説明や、自身が息子を育てたときのエピソードの紹介もあった。

 子ども2人と訪れていた40代女性は「家の周りにはシングルマザーが少ない。ここで話すことでお互いに知らなかった情報も共有できて知識が広がる」と話していた。

 カフェは無料で予約不要。同NPOの奥野しのぶ理事長(55)は「参加して涙を流す人もいた。ここに来れば仲間がいると思える場所であり続けたい」と話している。

 問い合わせはこどもステーション(084―965―6625)。
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