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倉敷市などが山中に泥とごみ投棄 計480トン、市民指摘で回収


倉敷市福田町浦田の投棄現場(上)と東部埋立事業所(同市二子)へ移された後の土砂やごみ

 倉敷市などが、市内の用水路の清掃で出た土砂とごみの混合物計480トンを同市福田町浦田の山中に投棄し、市民の指摘を受けて回収していたことが13日分かった。不法投棄に当たる可能性があり、市は「ごみを分別して処理すべきだった。対応が不適切だった」としている。

 市水島支所によると、混合物は2014年ごろから17年5月ごろまで、JR倉敷駅から南約5キロに位置する市水道局福田配水池(同所)そばの山中へ幅15メートル、奥行き14メートルにわたり捨てられていた。市が管理する水島地区の用水路の清掃時に排出され、土砂は川底の泥、ごみは空き缶、ペットボトル、ビニール袋などだった。

 用水路の清掃は、市が地区ごとに住民でつくる管理組合に委託して行っている。住民の作業後、業者が排出物を回収し処分している地区もあるが、今回のケースでは、水島地区の複数の管理組合が土地所有者の了承を得た上で投棄していた。市水島支所の職員も清掃の手伝いで現地に行ったことがあるが、適切な処理を指導していなかったという。

 17年5月と今年1月、市民から通報があり、市が投棄の実態を調査。対応が不適切だったと認め、今月9~11日、混合物を市のトラックやショベルカーで回収した。東部埋立事業所(同市二子)に移し、今後同事業所内で分別して適切に処理する考え。

 廃棄物処理法はごみの分別を求め、みだりに捨てることを禁じている。市水島支所産業課は「投棄された原因を調べるとともに、再発防止に向け、職員の指導力や知識の向上に取り組みたい」としている。
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