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新見で自動運転実証実験スタート 住民移動や農産物配送の利用検証

開始式後に行われた自動運転車両の試走

 国土交通省、新見市などは10日、道の駅「鯉が窪」(同市哲西町矢田)を拠点に、11日から行う自動運転車の実証実験の開始式を行った。16日まで公道で自動運転車を走らせ、住民の移動や農産物配送の利用状況を検証する。

 実験ルートは、道の駅を発着点に集落などを周回する約2・2キロ。道路に敷設した電磁誘導線から磁力を感知して自動走行する仕組みで、ゴルフカート型の7人乗り電気自動車を使用する。

 実験では、事前予約した乗車モニターや道の駅に併設する診療所、こども園などを利用する住民ら約200人が乗車予定。ルート上の集荷場に農産物を集めて道の駅へ配送する「貨客混載」も行う。

 道の駅隣接の市施設「きらめき広場・哲西」で行われた開始式で、池田一二三市長は「地域は過疎高齢化が進み、移動手段や物流の確保に苦慮している。自動運転サービスの実現に向け、有意義な実験にしたい」とあいさつ。駐車場内であった実験車両の試走に乗車した地元の男性(71)は「スムーズな動きで乗り心地は良かった。運転免許証の返納を検討する高齢者は多く、自動運転の早期実用化を期待する」と話した。

 国交省は公共交通機関が少ない中山間地域で住民の足を確保するのを狙いに、昨年9月から新見を含む全国13カ所で実証実験を実施。今年夏までに中間報告をまとめ、2020年までの実用化を目指す。
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