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「サケ」をモチーフに手仕事展 和気のギャラリー栂

サケをモチーフにした手仕事品が並ぶ会場

 東日本大震災の発生から11日で7年。生まれた川に戻って産卵する「サケ」をモチーフにした手仕事展が、ギャラリー栂(とが、岡山県和気町清水)で開かれている。今なお古里を離れて暮らす被災者の帰郷を願い、京都市のデザイナー集団が企画。被災した岩手県の女性グループなどが携わった手ぬぐいや巾着が並び、訪れた人たちの関心を集めている。18日まで。

 「SHAKE HAND3・11in岡山」と銘打った手仕事展は、テキスタイルデザイナー5人でつくるアンテナデザインユニット(ADU)が計画。メンバーは2012年秋から、岩手県大槌町内の女性グループと協力しての手仕事展開催など、被災地を元気付ける活動に取り組んでいる。

 会場には、サケをデザインした手ぬぐいや巾着、ハンカチのほか、ADUメンバーが考案した図柄をプリントした長さ10センチほどの布製サケなど約600点を展示。三陸鉄道の列車が描かれたファブリックパネル(壁掛けインテリア)、裂き織りの技法で作った布のポーチなど、同県田野畑村の障害者福祉施設利用者が丹精した作品もある。

 手仕事展はこれまで、京都市や大槌町で5回開き、岡山県内では初めて。ユニット代表の奈良平宣子さん(69)のかつての教え子が県内にいる縁で実現した。今回の手仕事展は同町でも同時開催しており、白い布で作ったサケに、和気町の手芸愛好者らが思い思いに装飾した作品などを展示している。

 奈良平さんは「震災は風化させてはならない。手仕事展が被災地と被災者に思いをはせるきかっけになれば」と話している。12日を除く午前10時~午後5時。
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