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バカロレア導入の早期実現は困難 県教委調査委が報告書を提出

報告書の内容を説明する田原委員長(奥)

 国内外の大学の入学資格が得られる世界共通プログラム「国際バカロレア(IB)」を岡山県立高校に導入することを検討した県教委の調査研究委員会は8日、報告書を竹井千庫県教育長に提出した。意義と課題をそれぞれ挙げ、導入の是非には踏み込まなかったが、早期の実現は難しいとした。教育長は「IBの手法をモデル的に取り入れることから始めたい」との考えを示した。

 報告書は、高い英語力が身に付く▽多角的視点による論理的思考力の養成▽2020年度以降に小中高で順次実施される新学習指導要領とIBの教育の方向性や方法が似ている―といった意義を指摘。課題として1校当たり初期投資2千万円、年間経費1億円がかかることや、指導する教員の長期研修の必要性などを挙げ、「IBの良さを県内の教育に生かすにはどのようにしたらよいのか、各種の道を探るべきだ」としている。

 委員長を務めた田原誠岡山大副学長が県庁を訪問。竹井教育長に報告書を手渡し、内容を説明した。

 県教委によると、IBは、ジュネーブ(スイス)に本部を置く国際バカロレア機構が開発。世界の約4800校が実施している。調査研究委は大学や高校の教員ら7人で構成し、昨年6月から今年1月までに計4回会合を開き、東京都や広島県の先進3校を視察した。
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