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県議13人 視察報告書に同じ文書 ネット無断引用の可能性も

 岡山県議13人が2016年11月に公費で訪問した米国への視察で、大半の参加議員の報告書に同じ文章が使われていたことが、31日分かった。オンライン百科事典「ウィキペディア」とほぼ同じ記載も見つかり、議員間での文章の使い回しや無断引用の可能性がある。

 山陽新聞社が情報公開請求で入手した報告書などによると、ニューヨークなどを巡る10日間の日程で自民11人、民主・県民クラブと無所属の各1人が参加。視察費1446万円は県が支出した。

 報告書は1人50~300ページ程度。同一文章は訪問先の概要など大部分を占め、「コレクション」を「これ区書」と記すといった共通の変換ミスもあった。ボストン市の概要説明などはウィキペディアとほぼ同じながら出典の記載はなかった。

 視察に参加した伊藤文夫議長は、個人の感想を除く部分を複数議員が分担して執筆し、参加者で共有したと説明。「文章の共有に問題はない。著作権上の問題があれば対応を検討したい」と話した。

 環太平洋大の林紀行准教授(政治学)は「視察には多額の税金を費やしており、県民の意識とかけ離れている印象。何よりも、視察がどう県民の利益につながったのかを検証する仕組みが欠かせない」と指摘している。
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