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倉敷・南山城跡に新たな円墳4基 石敷きの埋葬施設も確認

鉄製品(右手前)などが副葬された石敷きの埋葬施設

 高梁川水系の小田川付け替え工事に伴い、岡山県古代吉備文化財センターが中世山城跡・南山城跡(倉敷市真備町、船穂町)で進める発掘調査で26日までに、城跡に隣接して新たに円墳4基を確認。内部から石敷きを施した埋葬施設が見つかった。

 現場は高梁川、小田川の合流点南岸にある南山の見晴らしのよい尾根上(標高約70メートル)。円墳は城跡西側の尾根沿いに直線上に並んで出土し、新たに「南山明地(みょうじ)古墳群」(1~4号墳)と名付けた。

 調査区内の2~4号墳を発掘し、最大の4号墳(直径14メートル)で石を敷き詰め、木棺を納めたとみられる2基の埋葬施設を確認。うち1基(長さ2・8メートル、幅1・1メートル)から矛やくわとみられる鉄器、祭祀(さいし)用の臼玉など副葬品が見つかった。

 出土した土器片などから古墳時代前半(3世紀中頃~5世紀前半)の築造と推測。4基は密接しており、同センターの米田克彦総括主任は「短期間に築かれた同一集団の墓とみられる。石敷きは河原石を運び上げたと考えられる丁寧なつくりで、地域の中小首長ではないか」と話している。
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