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ファジホーム戦の渋滞緩和策検証 1割が車から転換 取り組み継続へ

サポーター(右)にプロジェクトについて説明する岡山大の学生=2017年8月16日、岡山市北区いずみ町

 サッカーJ2ファジアーノ岡山のホーム戦開催時の渋滞緩和を目指した産学官による「ファジウォーカープロジェクト」の実行委員会は、昨夏に実施した啓発活動の効果を検証した。プロジェクトを知る人の1割がマイカーから公共交通、徒歩、自転車でのスタジアム来場に切り替えており、実行委はさらに効果的な取り組みを検討していく。

 実行委は、シティライトスタジアム(岡山市北区いずみ町)まで車以外での移動を促そうと、啓発動画の放映やオリジナルバスマップの配布など11のメニューを用意。昨年8、9月のホーム戦に合わせて実施した。

 効果を検証するため、10月1日のホーム戦会場周辺で、県内在住の観戦者にアンケートし、506人から回答を得た。車を以前利用していたのは261人。このうち198人(76%)がプロジェクトを知っていると答え、その10%に当たる19人がマイカー利用をやめ、他の移動手段に変えていた。

 変えた理由(複数回答)は、渋滞緩和のため(33%)▽経済的によい(17%)▽クラブのため(11%)―など。サポーター歴が長い人ほど積極的に変更していた。

 その後の移動手段は、鉄道(53%)が最も多く、自転車(37%)バス、二輪車(各5%)と続いた。9割の人は継続する意向を持っている。

 実行委はクラブ、岡山大、国土交通省岡山国道事務所で構成し、2016年7月に始動。委員長の氏原岳人・岡山大大学院准教授は「マイカーから転換した人はJR岡山駅西口周辺に立ち寄る割合が高いことも分かった。一帯の商業関係者らとも連携し、消費喚起につながるアプローチも検討していきたい」と話している。
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