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母娘でファジアーノ支援10年目 岡山の若林さん「夢はJ1」

ファジアーノ岡山のボランティアスタッフとして活動する若林祐三子さん(左)、万里さん母娘。ファン感謝デーではグッズ販売などを担当した=2017年12月9日、岡山ドーム

 サッカーのJリーグ参入から2018年で10年目となるJ2ファジアーノ岡山を、ボランティアとして支え続ける母娘がいる。会社員若林祐三子さん(29)と母・万里さん(60)=岡山市中区。ホームゲームの運営を手伝いながら、チームの成長を見守ってきた2人は「節目のシーズンでJ1昇格」を願っている。

 10シーズンを経験している祐三子さんは、約170人いるボランティアの中で古参の一人。万里さんは約7年になる。共にホームのシティライトスタジアム(岡山市)で開かれる試合は、主に前日の会場準備や当日券の販売、総合案内を担当する。

 選手たちの戦いを直接見ることはほとんどできないが「やる、見るのと同じで、スポーツを支えるのが私の楽しみ方」と祐三子さん。万里さんは「サポーターの『ありがとう』という言葉がうれしい」とやりがいを口にする。17年12月3日に岡山市内であったファン感謝デーでは、グッズ売り場の接客などに励んだ。

 子どもの頃からサッカーをしてきた祐三子さん。支える側に回ったきっかけは、ファジアーノがJ2に上がった09年の開幕戦を手伝ったことだった。

 当時、県立大の3年生。サッカー部の先輩に誘われて行った会場で、岡山を盛り上げようと奔走するスタッフらの働きぶりに「一種の憧れを抱いた」。以来、生き生きと足を運ぶ次女の姿に興味を持った万里さんも11年から参加。17年シーズンまで6年連続でホーム全試合でボランティアを務める“皆勤賞”は、仕事の合間を縫って加わる娘を上回る。

 一緒に活動する時間が長くなり、共通の話題や知人も増えた。どうすれば観戦に訪れた人に満足してもらえるか、仲間を増やすにはどうしたらいいか―。ファジアーノ談議に花を咲かせる日々に、万里さんは「親子というよりも友達に近い」と笑う。

 そんな2人の夢は、やはりJ1でプレーする選手たちを見ることだ。「岡山が好き、岡山のチームが好き。ずっと一緒に支えていきたい」と祐三子さん。親子の絆を深めながら、イレブンを次のステージに押し上げる。
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