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年頭に届いた年賀状を見ていてつ…

 年頭に届いた年賀状を見ていてつくづくペットの王様だな、と感じた。今年のえとの犬である。多様な犬種の絵柄に、愛犬とのツーショット写真や似顔絵も。ほのぼのとしたものが多かった▼その地位に変化が生じている。近年、犬の飼育数は減少気味だったが、とうとう猫の数を下回ったという。業界団体が24年前に推計を始め、先月、初めて逆転した▼背景には家族構成の変化もあるようだ。毎日の散歩など世話が必要な犬は、1人暮らしや高齢者世帯には負担になることも多かろう▼一方の猫は、気ままな動きは見ていて飽きないという声がある。人間の思い通りにはならないぞ、と言わんばかりの自由さが、かえって人をひきつける面もあるのか▼生身の存在だけではない。かつて流行した家庭向け犬型ロボットの後継機種「aibo(アイボ)」が、あす約12年ぶりに再登場する。人工知能(AI)を備え、育て方次第で性格も変わるという。発売済みの古いアイボをめぐっては、ごみとして処分するのは忍びないと、別れの「お葬式」も催されている▼動物はもちろん、ロボットであっても飼い主の愛情に無条件に応えてくれる存在はいとおしいものだろう。癒やしを求める人は減りそうにない。とはいえ、ペットロボットが犬や猫の数を上回る社会は、今はまだ想像もつかないが…。

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