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都市から岡山移住 創業融資で成果 日本公庫県内3支店、3年で33件

全国のクラフトビールを集めたビアパブ。店主の井坂さん(右)が日本政策金融公庫岡山支店の融資を受けて開業した

 大都市圏から岡山への移住支援で、日本政策金融公庫が創業資金を供給し、成果を上げている。都市部で相談会を定期的に開き、UIJターンする起業家に優遇金利を適用。岡山県内3支店の融資件数は過去3年で33件に上る。岡山支店の担当者は「災害の少なさなどから、岡山は移住先としてますます注目されている。融資実績は全国的に見ても高水準」としている。

 全国各地のクラフトビールを集めた岡山市内のビアパブ。店主の井坂成保さん(40)は2016年末に東京から移り住み、同公庫の融資で開業した。

 交通網が整い広域から人が集まる上、趣味のサッカー熱が高い土地柄に引かれ、岡山への移住を決意。東京で開催された相談会に15年度に参加した。「資金面の支援に加え、事業の相談に乗ってもらえる地元経済団体の担当者の橋渡しもしてくれた」と感謝する。

 同公庫はUIJターンで起業する人に対し、通常より金利を0・3%優遇する国の「創業支援貸付利率特例制度」などを活用。16年度は岡山、倉敷、津山の3支店で、広島県(4支店)の16件を上回る20件を融資。17年度も5件を支援した。

 33件の内訳は、出身地に戻る「Uターン」が全体の7割強(24件)を占め、残りは地縁のない「Iターン」。東京圏(16件)、大阪圏(9件)からの移住が大半を占めた。事業内容では、人工の壁を登るボルダリングジム、津軽三味線教室などユニークなものもある。

 UIJターン希望者の掘り起こしに向け、3支店が力を入れているのが、大都市圏での移住者向けの融資・相談対応。15年以降、岡山県、岡山市と連携して移住・起業をテーマにした相談会を東京、大阪で計6回開いてきた。

 同公庫岡山支店は「地域に活力を与える事業を積極的にサポートしている。今後も地元自治体と連携して岡山の魅力をアピールし、移住・起業者を呼び込みたい」としている。
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