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真庭の醍醐桜に20年ぶりしめ縄 地元住民ら手作りして飾り付け

醍醐桜にしめ縄を飾り付ける高校生ら

 神々しい姿いつまでも―。樹齢約千年とされる真庭市別所の県天然記念物「醍醐(だいご)桜」に17日、約20年途絶えていたというしめ縄が復活した。地元の住民や高校生が手作りして飾り付け、地域の“ご神木”の繁栄を願った。

 作業には、地元住民らでつくる醍醐桜保存会メンバーや、醍醐桜について学んでいる真庭高落合校地(同市落合垂水)の生徒ら計約20人が参加。交代しながら6、7人がかりでわらを編み込み、2時間半かけて長さ11メートル、直径7センチのしめ縄を完成させて幹の周囲に丁寧に飾り付けた。

 醍醐桜は高さ約18メートル、目通り周囲約7メートルで、四方への枝張りは約20メートルにも及ぶ大木。同保存会によると、以前は毎年、わらで編んだしめ縄を年の瀬に飾り付けていたが、高齢化などで作業ができなくなり、代わりに市販のロープを巻くようになったという。

 そんな中、今春花見に訪れた観光客から「名木にふさわしくない」「しめ縄を戻して」といった声が相次ぎ、保存会が“一念発起”。計画を知った市内の酒蔵が酒米用に収穫した稲わらを提供した。

 同高2年女子(16)は「立派なしめ縄ができた。いつまでも美しい花を咲かせてほしい」。保存会の春木基男さん(62)は「桜は地域の宝。多くの人に協力してもらうことで末永い保存につなげたい」と話した。
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