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岡山・西口遺跡 16日に現地説明 古墳~飛鳥時代の大規模耕作跡

西口遺跡で出土した多数の溝。水田の用水路として用いられたとみられる

 岡山市教委は高島小(同市中区国府市場)の校舎新築工事に伴い発掘調査を行っている西口遺跡で16日、現地説明会を開く。古墳時代後期から飛鳥時代(6世紀末~7世紀前半)にかけての大規模な耕作跡や製鉄関連の遺物が出土している。

 耕作跡は微高地上の東西約50メートル、南北約20メートルにわたって確認。北東から南西方向に延びる小溝(幅約30センチ)が平行に並び、用水路として利用されたとみられる。後の開発で畦畔(けいはん)が失われており、水田か畑作かは不明。

 飛鳥期以降の地層から鉄生産の際に出る不純物・鉄滓(てっさい)や焼けた炉片が見つかり、遺跡周辺で製鉄作業が行われていたことも分かる。

 遺跡の南東約150メートルには奈良、平安期に置かれた備前国府の関連施設とみられるハガ遺跡が所在するなど、一帯は古代備前国の中心地。寒川史也市教委文化財課保護主事は「古墳後期以降に耕作や手工業など土地開発が進み、発展する基盤が築かれたのだろう」と話している。

 説明会は午後1時半~3時。小雨決行。付近に駐車場がなく、公共交通機関の利用を呼び掛けている。問い合わせは文化財課(086―803―1611)。
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