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退職前にクレジットカードは整理?

 退職を前に家計の仕組みを見直すケースは多いです。例えば、後払いのクレジットカードだと、お金の管理が難しいからと、解約を検討する人もいます。けれど、クレジットカードの解約は少し慎重に考えた方がよさそうです。

新たなカードは作りにくくなる可能性

 クレジットカードを作るときには、収入や勤務先などを元に審査を行います。退職することで、新しいカードを作りづらくなることが考えられるため、条件の良いカードは手放さないというのも一つの選択肢です。会社員時代にゴールドカードを持っていたけれど、解約したら新しいカードが作れなかったと話していた人がいました。

 年会費のかかるゴールドカードの場合、受けられる恩恵を今後も利用するかチェックしましょう。空港ラウンジや海外旅行保険、ホテルやレストランの割引など、今後も頻繁に利用して会費以上の価値があるのであれば、維持する選択もあるでしょう。

 一般的には、年会費無料で、どこで使っても一律1%以上のポイント還元が受けられるクレジットカードは優秀とされています。付与されるポイントが、普段の生活でも使いやすいことも大切ですね。

最近は審査がないカードも優秀

 退職前に長く付き合えるクレジットカードを検討し、使い続けるのも良いですね。

 一方で、最近では、後払いするクレジットカード以外でもポイント還元率が1%を超えるカードが出てきています。後払いでなければ、カード作成時の審査もありません。

 例えば、楽天銀行のデビットカード(JCB)。デビットなので、支払ったらすぐに銀行口座から残高が減ります。支払いに使うと1%のポイントが得られるため、優秀なクレジットカード並みです。還元率1%になるのは、国際ブランドにJCBを選択した場合のみです。たまるポイントは楽天スーパーポイントなので、楽天市場やマクドナルド、ミスタードーナツでも使えます。

 他にもLINE Payカードという選択肢もあります。こちらはプリペイドカードで無料通話アプリ”LINE”内のLINE Pay機能で操作し、先にカードにチャージをしてから使います。還元率は2%なので、ポイントの観点だとかなり有利なカードです。たまったポイントは再度チャージして支払いに充てることができます。JCB加盟店ではおおむね使えますが、毎月の支払いや、一部ECサイトでは使えないことがあります。

 今のカードを継続利用することも含めて、退職以降の決済スタイルを検討しておくと安心です。既にクレジットカードを解約してセカンドライフに入った方も、デビットカードやプリペイドカードなど、有利な選択肢を選べるとうれしいですね。



風呂内亜矢(ふろうち・あや) 岡山市出身。岡山朝日高校卒、ノートルダム清心女子大学卒。独身時代にマンションを購入したことをきっかけにお金の勉強を始めファイナンシャルプランナーに。新刊「図解でわかる! 投資信託」など著書多数。東京在住。
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