文字

絶え間ない声援でランナー後押し おかやまマラソン、沿道の市民ら

「頑張れ」。メッセージボードを手にランナーを鼓舞する沿道の人たち=12日午前9時57分、岡山市南区当新田

 約1万6千人が岡山市を駆け抜けた12日の「おかやまマラソン2017」。沿道は絶え間ない声援と拍手に包まれ、ボランティアは水分補給やコース誘導など随所で大会を後押しした。数々のおもてなしにランナーたちも「気持ちよく走れた」と満足した様子。走り手とサポーターの笑顔が晩秋の県都に広がった。

■笹ケ瀬橋

 平坦な道が続く10キロ手前の笹ケ瀬橋(岡山市南区)では、手作りの旗やスティックバルーンを振りながら市民が待ち構えた。「ファイト!」「楽しんで」と飛び交う声援に、ランナーも余裕の笑顔で「イエーイ」とハイタッチ。女性(81)=同市南区=は「みんないい表情で走っていた。応援との一体感は格別」。同市立第二藤田小2年男児(7)は出場した父親と写真に納まり、「お父さん、かっこいい。いつか一緒に走りたい」と目を輝かせた。

■折り返し地点

 折り返し地点(同西紅陽台)の沿道は2重3重の人だかり。ガッツポーズや両手を広げて通過するランナーに「一人一人の息遣いが感じられる」と会社員女性(42)=同北区。沿道整理に当たったボランティアの女性(54)=同=は「生き生きとしたランナーの表情と湧き上がる歓声に、やりがいを感じる」と、支える心地よさを味わった。

■岡南大橋東詰め

 「おもてなし給食がおかやまマラソンの楽しみ」。3回連続出場の介護士女性(48)=山口県岩国市=は高低差約17メートル、コース最大の難所・岡南大橋を過ぎた高架下で、湯気が立ち上るラーメンをすすった。ぎょうざを含む六つのテントで一杯を受け取り、しばしの休息を取るランナーたち。ストレッチで体をほぐして再出発した。

■旭川沿い

 岡山城や後楽園といった名所に近い旭川沿い。残り数キロとなり、ランナーの疲労はピークを迎えた。「エネルギー補給で最後まで頑張って」。給水所の高校生は次々と水の入った紙コップを並べ、バナナや塩タブレットを手渡した。疲れた脚を引きずるようにゴールを目指す姿に、会社員女性(38)=倉敷市=は「みんなしんどそうだけど、精いっぱいエールを送りたい」。

■ゴール

 シティライトスタジアム(岡山市北区いずみ町)のスタンドからは、完走者に温かい拍手が降り注いだ。「3時間10分を切れたのは、途切れることのない声援のおかげ。とても感動した」と目標達成を喜ぶ自営業男性(44)=広島市安佐南区。妻(44)は「2週続きのフルマラソンをよく頑張ったね。お疲れさま」とねぎらった。
カテゴリ:

【おかやまマラソン】の最新記事

ページトップへ

ページトップへ

facebook twitter rss

▼山陽新聞社運営サイト
さんデジタウンナビ | 岡山の医療健康ガイド | マイベストプロ岡山 | 47CLUB | さん太クラブ | おかやまリフォームWEB | LaLa Okayama
山陽新聞カルチャープラザ | 建てる倶楽部 | 山陽新聞進学ガイド | 山陽新聞プレミアム倶楽部 | まいられぇ岡山 | 囲碁サロン
▼関連サイト
47NEWS | 今日のニッポン
掲載の記事・写真及び、図版などの無断転記を禁じます。すべての著作権は山陽新聞社、共同通信社、寄稿者に帰属します。

Copyright © The Sanyo Shimbun. All Rights Reserved.