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戦前の工場風景が最新技術で鮮明 倉敷で写真展「紡がれる記憶」

ガラス乾板から現像した戦前の写真が並ぶ会場

 大正から昭和初期にかけての倉敷紡績(クラボウ)の工場風景などを紹介する写真展「紡がれる記憶」が28日、同社工場跡の倉敷アイビースクエア(倉敷市本町)で始まった。展示されている15点は戦前のガラス乾板に写されていたもので、デジタル技術を施して現代によみがえらせた。

 ガラス乾板はフィルムの普及前に使われていた感光材料。昨年10月、アイビースクエア大規模改修に伴う倉庫の整理で約380枚を発見した。今回、写真の保存・提示方法に詳しい北山由紀雄県立大准教授が、当時の様子がよく分かる乾板を修復。デジタルカメラで接写、パソコンで修正してプリントした。

 同工場やJR倉敷駅北にあった万寿工場の作業をはじめ、工場内の売店や保育所、寄宿舎での生活など、女性従業員らの日常が写っている。北山准教授によると、撮影時期は1920~30年代で、同社の広報用か社内報用に使われた可能性が高いという。

 岡山市東区、団体職員男性(55)は「人の表情や工場の機械など細部まで分かる」と見入っていた。会期は11月12日まで、入場無料。

 同展は、倉敷市中心部で行われている写真公募展「倉敷フォトミュラルf」の関連行事。
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