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岡山でモンゴル、ペルーの味人気 表町に出身者ら料理店開業

青空アイルの店内。壁にはモンゴルの伝統衣装が掛かっている

ペルーグリル自慢のローストチキン。大きな炭焼きのグリルで焼く

 岡山市北区の表町地区で、中華やフレンチなどおなじみの料理とはひと味違う外国料理店が存在感を増している。モンゴルの「青空アイル」とペルーの「ペルーグリル」。両国出身者らによる“本場”の味が人気の店だ。おなかをすかせて両店を訪ね、まだ行ったことのない異国の食文化に触れてみた。

 青空アイルは7月、表町商店街と交差するあくら通り沿いに開店。オーナーの石邨(いしむら)善久さん(46)がモンゴル出身の妻バイ・ホンメイさん(33)や親族らと切り盛りしている。

 メニューは同国で一般的な羊肉料理が中心。羊肉を一口サイズに切ってゆでたチャンスンマハー(950円)は、シンプルながら一番人気だ。羊肉の香りが苦手な人もいるというが、肉をつけるしょうゆベースのたれは日本人の口に合い、思わず「うまい」。

 タン(舌)の串焼き(200円)、胃やレバーのピリ辛煮込み(900円)などもあり、羊肉をさまざまな調理法で味わえる。旅行で来ていた廿日市市の会社員男性(25)は「独特の風味がくせになりそう」と話す。

 店内はモンゴルの青空や草原の写真、カラフルな伝統衣装で飾られ、異国情緒たっぷり。石邨さんは「モンゴル文化を愛する人たちが交流できる温かい場所にしたい」と語る。

 県庁通りと表町商店街が交差する付近の路地に店を構えるのはペルーグリル。ペルー出身のマルコ・ベニィテスさん(50)が昨年7月に開業した。

 一押しは同国で代表的なメニューという炭火焼きローストチキン(972円~)。骨付き肉を香辛料に漬け込み、金属の棒に串刺しにして丸ごとオーブンで焼いている。

 4分の1カットを注文し、たれにつけて食べてみた。外側の皮は香ばしく、中はジューシー。あまりのうまさにほおが緩む。

 締めくくりはショウガを利かせたチキンスープを使ったペルー風ラーメン(1080円)。さっぱりと優しい味付けで、お酒の後にも合いそうだ。

 ペルー料理は、先住民や欧州、アジアなどさまざまな民族料理の要素が混ざっており、食材や調理法の多様さが特長とされる。マルコさんは「岡山にも元気の出るペルー料理を広めたい」と意気込む。

 岡山で味わう異国のグルメ。つかの間の旅行気分も満喫できた。
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