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福山の小中一貫校新設に住民賛否 浸水想定地域への立地に懸念も

市教委の担当者に意見を述べる地元住民

 福山市教委は11日、市南部の7小中学校を統合し新たに設置を計画している義務教育学校「千年小中一貫教育校(仮称)」についての初の地域説明会を沼隈町草深の千年中体育館で開いた。住民からは賛否の声のほか、立地の防災上の問題点を指摘する声も上がった。

 一貫教育校は、千年中、内海中(内海町)と両中学校区内の5小学校を統合し、千年中の敷地を約2・9ヘクタール(現在約1・8ヘクタール)に拡張して新しい校舎や体育館を建設する計画。2022年4月の開校を目指し、19年4月までに住民や学校関係者らによる準備委員会の立ち上げを検討している。

 説明会には千年小学校区の住民約30人が出席。市教委の担当者が児童生徒の社会性の育成や教育の質の向上など統合によるメリットを説明した。

 参加者からは「統合には賛成だが、最終的に子どもたちをどうしたいのか教育の方向性が見えてこない」「一貫校のメリット、デメリットの検証ができていない段階での導入には反対」などの意見が出た。「学校の候補地は南海トラフ地震の浸水想定区域。災害時に避難場所にもなる公共施設をなぜそこにつくるのか」など立地を懸念する声が相次いだ。

 市教委は今後残り4小学校区でも住民との意見交換を行う方針。
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