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初の五輪狙うフィギュア無良崇人 26歳、岡山拠点に集大成へ

初の五輪出場を目指す無良崇人=岡山国際スケートリンク

 フィギュアスケートで初の冬季五輪出場を目指す無良崇人(洋菓子のヒロタ、翠松高出)が、グランプリ(GP)シリーズのスケートカナダ(27~29日)に出場する。「年齢的に五輪を本気で狙うのはこれが最後だと思う」。9月下旬の今季初戦の結果を踏まえ、ショートプログラム(SP)の変更を決断した26歳が集大成のシーズンに本格突入する。

 五輪代表選考条件の世界ランクにも関わるGPシリーズはロシア杯(20日開幕)を皮切りに全6戦。無良は第2戦のスケートカナダと第6戦のスケートアメリカ(11月24~26日)に参戦する。

 今季1戦目となったUSインターナショナルクラシック(米国)は不本意なトータル205・38点の7位に終わった。SP(5位=77・44点)の出遅れを重く受け止め、「より自分らしく滑れるもので挑戦したい」。GPシリーズから、昨年の全日本選手権で90点台を出すなど高い評価を受けたフラメンコの“再演”を決めた。

 今月初旬に渡米。SPの技と技のつなぎやステップの精度を高める一方、フリーの「オペラ座の怪人」も細かな振り付けを手直しするなどバージョンアップに努める。

 代表争いにほとんど加われなかった前回のソチ五輪。トップ選手の中でもベテランの域に達したが、持ち前のダイナミックな4回転ジャンプに加えて表現力を磨き、演技の安定感は増した。

 2児の父で、自らスポンサーを見つけて岡山を拠点に力を伸ばしてきた。これまでの多くの支えに対し「五輪で恩返ししたい」。その思いは日増しに強くなっている。

 平昌冬季五輪のフィギュアスケート男子代表選考 日本は3枠あり、12月の全日本選手権優勝者が最優先で代表入り。2人目は全日本2位と3位、全日本覇者を除くGPファイナルの日本勢上位2人の候補から選考する。3人目はここで漏れた選手と代表決定済みの2人以外で世界ランクや国際スケート連盟公認の五輪シーズン最高得点でいずれも日本勢トップ3から決める。前回ソチ五輪王者の羽生結弦(ANA)、世界選手権2位の宇野昌磨(トヨタ自動車)に次ぐ3枠目が実質的な代表争いになる見込み。
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