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招き猫美術館贈るモザイク画完成 旭川療育園の子どもたち制作

完成したモザイク画を囲む中山さん(中央)と旭川療育園の子どもたち

 肢体不自由児施設・旭川療育園(岡山市北区祇園)の子どもたちが、「招き猫美術館」(同金山寺)のリクエストに応え、招き猫を表現したモザイク画を制作した。ハートをあしらった心温まる作品に仕上がっており、9日に同美術館に寄贈する。

 招き猫の置物などをそろえる同美術館は、近くにある旭川荘との交流をかねてから希望。知り合いで、旭川療育園とつながりがある童画家中山忍さん(59)=同市中区=に、開館23周年(10日)を記念した絵を、子どもたちと一緒に描いてもらえないか頼んだ。

 モザイク画は療育園の中高生約10人が7月下旬から、夏休みや放課後に制作。中山さんの助言を受けながら、絵の具で赤や青、黄色に着色したタイルを砕いた数センチ大の破片を、直径約70センチの円い木版の土台に張り、ピンクのハートマーク入りの白い招き猫を描いた。「MANEKINEKO」「RYOIKUEN」の文字や一人一人がデザインした子猫も配置した。

 「療育園の楽しい雰囲気も伝わるように工夫した」と、女子生徒(17)。中山さんは「個性豊かな猫たちが、福を呼ぶ招き猫として交流の架け橋になってくれるはず」と期待し、同美術館は「作品から伝わる子どもたちの生き生きとした様子を多くの人に感じてほしい」と話している。
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