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倉敷商が20年ぶり秋制覇へ王手 攻守にしぶとさ発揮、V候補撃破

【倉敷商―創志学園】1回表倉敷商2死二塁、山縣の中越え二塁打で二走の暮地岩(右)が生還、1―0と先制する=倉敷マスカット

 秋の岡山県高校野球大会第4日は1日、準決勝を行い、倉敷商が創志学園を破り、決勝に進んだ。

 この一戦に懸ける執念がにじみ出ていた。「経験値では向こうの方が上。自分たちができることをやった」と倉敷商の森光監督。6犠打のうち、三つは1死から中軸が決めたもの。打順にかかわらず確実に走者を進めてプレッシャーをかけ、優勝候補に競り勝った。

 相手先発は140キロ台半ばの直球に威力がある西。是が非でも先制点が欲しい展開で、一回から動く。1死一塁から3番祢屋が初球をきっちりと投前に転がす。前日の準々決勝で3打数2安打と当たっていた1年生のバントで好機を演出すると、「自分らしいスイングを心掛けた」という4番山縣が低めの真っすぐを捉え、中堅手の頭上を越える二塁打で応えた。

 2試合連続で無失策だった守備もビッグプレーを見せる。2―1で迎えた七回2死一塁から右翼線へ三塁打を許したが、本塁を狙った一走を素早い中継プレーで間一髪タッチアウトにした。「投手を助けたかった。狙い通り」と右翼の祢屋は胸を張った。

 9安打を浴びながら粘り強く1失点で完投した右腕引地も勝利の立役者だろう。この日は1四球と制球も安定し、「コントロールを意識しつつ、思い切って投げられた。自分でも成長できたと思う」。攻守にしぶとさをまとう伝統校が、20年ぶりの秋制覇へ王手をかけた。
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