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伊藤女流二段が2年連続4強入り 藤花戦挑戦者決定トーナメント

飯野女流1級(左)との熱戦を振り返る伊藤女流二段

 女性将棋の公式タイトル戦「第25期大山名人杯倉敷藤花戦」(日本将棋連盟、倉敷市、同市文化振興財団、山陽新聞社主催)の挑戦者決定トーナメント準々決勝、伊藤沙恵女流二段―飯野愛女流1級の対局が20日、故大山康晴15世名人(倉敷市出身)ゆかりの青森県おいらせ町であり、後手の伊藤二段が82手で勝ち、2年連続4強入りを決めた。

 相居飛車の戦型でスタートし、序盤から積極的に仕掛けた飯野1級に対して伊藤二段が受ける展開に。中盤から反撃に転じた伊藤二段が、際どい終盤を正確に読んで寄せ切った。

 伊藤二段は「長く攻められる展開で苦しかったが、しのげば反撃の芽があると思っていた。挑戦者を目指し一局一局に集中したい」と話した。準決勝で岩根忍女流三段―本田小百合女流三段の勝者と対戦する。

 同町は大山名人が晩年、将棋普及のため何度も訪れ、「第二の故郷」と呼んで愛した。対局は町恒例の「全国将棋祭り」のメインとして開催。大山名人の弟子で立ち会いを務めた有吉道夫九段(備前市出身)らが大盤解説し、大勢のファンが白熱の戦いを見守った。

 同トーナメントの覇者は、3連覇を目指す里見香奈倉敷藤花に挑む。
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