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菅井七段(岡山)が藤井四段破る 王将戦1次予選 「研究成果出た」

感想戦で対局を振り返る菅井七段(右)と藤井四段=4日午後3時57分、関西将棋会館

 将棋の菅井竜也七段(25)=岡山市=と最年少棋士の藤井聡太四段(15)が初対決する「第67期王将戦」1次予選決勝が4日、大阪市の関西将棋会館で指された。岡山をはじめ全国の将棋ファンらが注目した対局は、先手の菅井七段が81手で勝ち、2次予選に駒を進めた。藤井四段は公式戦3敗目(34勝)。

 先手の菅井七段は中飛車、藤井四段が居飛車と互いに得意な戦型を選択。菅井七段が堅陣の穴熊に組み上げる前に、藤井四段が機敏に仕掛けた。受けの手を省いて攻め合う激しい戦いとなったが、読みの深さと正確さで菅井七段が上回り、藤井四段の攻めを切らせて寄せ切った。

 持ち時間は各3時間。残り時間は菅井七段が1時間17分、藤井四段27分。

 2次予選は菅井七段を含む18人で競われ、勝ち上がり者とシード棋士が決勝リーグを行う。優勝者は久保利明王将(41)と7番勝負でタイトルを争う。

 若手実力派の菅井七段は初タイトルを懸けた「王位戦」7番勝負で羽生善治王位(46)=王座、棋聖=に2連勝中。藤井四段は将棋界最多の29連勝を達成して将棋ブームを巻き起こしており、両者の対決が関心を集めていた。

  ◇

 菅井七段の話 事前に想定した形の一つに進み、研究の成果が出た。(優勢に見られた)終盤も簡単ではなく、藤井四段の終盤力を警戒していた。2次予選も一生懸命指す。

 藤井四段の話 読みの精度が低く、踏み込まれて早い段階で形勢が厳しくなり、そこから最短の手順で追い詰められた。本局は完敗で、菅井七段の強さを実感した。
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