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稲葉さん凱旋ライブ 熱帯びる津山 看板や横断幕など「B’z一色」

B’zのポスターなどが並ぶ津山銀天街の「コミュニティスペース」。凱旋ライブを前に津山市は「B’z一色」に染まっている

 人気ロックバンド「B’z」の津山ライブ(22日)が近づく中、津山市内が熱を帯びてきている。市出身でボーカルの稲葉浩志さんの凱旋(がいせん)ライブとなり、会場の津山文化センター(同市山下)やJR津山駅などにはファンの来訪を歓迎する看板や横断幕、のぼりが登場。稲葉さんの関連グッズをそろえた特設コーナーもあり、街は「B’z一色」だ。津山を全国にPRするチャンスとも捉え、官民一体で受け入れ準備が進んでいる。

 津山駅前では、B’zの2人の特大パネルが観光客を出迎える。稲葉さんにちなみ「祝凱旋」「津山市市民栄誉賞受賞者」などと書かれたのぼりが津山文化センター付近までずらりと並び、歓迎ムードを盛り上げる。市中心部の商店街には、同様の文字を記した横断幕(縦0・7メートル、横5・2メートル)が3カ所に掲げられた。いずれも今月に入り、市や市観光協会、津山商工会議所などでつくる「おもてなしプロジェクト」が設置した。

 商店街の一つ、津山銀天街では6月から、アーケード内のBGMにB’zのヒット曲を流している。休憩場所「コミュニティスペース」には、過去のライブ会場で発売されたTシャツとポスターを計10点ほど展示。ポスターは銀天街だけでなく、隣接する元魚町商店街の店先にも張っている。

 元魚町商店街にあるスーパーマルイ本店は15日、店内の特設会場で、稲葉さんが津山高の軟式テニス部時代に使ったラケット、B’zが世界的なロックバンド「エアロスミス」と共演したコンサートの入場パスなど約30点を展示するイベントを開いた。ライブ当日の22日も予定する。

 両商店街の店主らは「『B’z』津山公演を盛り上げる会」を立ち上げ、次回のライブ開催を要望する署名活動も始めた。中心となって活動する津山銀天街代表理事の出口剛三さん(62)は「B’zと言えば津山というイメージが全国に広がってほしい。訪れるファンに感動を与えられるよう精いっぱいもてなしたい」と話す。

 稲葉さんの実家(同市川崎)周辺でも準備が進む。以前から店先にB’zの大型看板を掲げるブックセンターコスモ津山店(同所)は、5月に店内にB’zのコーナーを開設。新曲のシングルや過去のライブといったCDやDVD約30枚のほか、稲葉さんの直筆サイン入りポスターを展示している。

 実家の「イナバ化粧品店」は、店内にライブグッズや稲葉さんの写真がずらりと並び、言わずと知れたファンの聖地。津山ライブの開催決定以降、来店者が増え続けているといい、21~23日には店の近くに臨時駐車場を設ける予定だ。

 母の邦子さん(80)は「公演をきっかけに、津山にまた来たいと思ってくれる人が増えればうれしい」と語る。
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