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昆虫ヒラズゲンセイ生息域拡大 体液に毒性、扱いに注意を

岡山市内で見つかったヒラズゲンセイ

 南方系の昆虫ヒラズゲンセイの生息域が岡山県内で拡大している。梅雨前後が活動期で、2日にも岡山市内で見つかるなど報告例が続出。体液に毒性があるため専門家は扱いに注意を呼び掛けている。

 倉敷市立自然史博物館によると、ツチハンミョウ科のヒラズゲンセイは体長2~3センチ程度。深紅の体色と黒い顎が特徴で昼間に活動する。東南アジアや沖縄などに生息し、高知県ではレッドリストで準絶滅危惧種に指定されている。

 県内では2007年に初めて成虫の捕獲が報告されて以降、南部の幹線道路沿いでの目撃情報が相次いで寄せられ、津山市でも確認された。同館は「都市部の温暖化が要因では」とみている。

 2日には、岡山市中区の男児(4)が自宅近くの路上で父親と昆虫採集中に雄(体長3・5センチ)を捕獲し、同館に連絡した。

 同館の奥島雄一学芸員によると、ヒラズゲンセイは攻撃性はないが体液に触れると水ぶくれのような炎症を起こす恐れがある。「色が鮮やかで目を引くが、子どもが捕まえてつぶしたりしないように」としている。
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