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香川・豊島の産廃処理終了で式典 直島で知事が住民に感謝伝える

豊島に不法投棄された産業廃棄物の処理完了を受け、香川県が開いた式典

 香川県・豊島に不法投棄された産業廃棄物の無害化処理完了を受け、県は9日、処理施設を構えた直島(同県)で式典を開いた。2003年の開始から総量約91万1千トン(汚染土壌含む)を無事溶融・焼却できたことに、浜田恵造知事が「両島住民の協力のたまもの」と感謝の意を表した。

 豊島、直島の住民をはじめ、県の処理事業に技術的助言をしてきた研究者ら約160人が出席。浜田知事は「総量が見込みより大幅に増えるなど事業は困難の連続だった」と振り返るとともに、今後、豊島の投棄跡で汚染地下水の浄化を本格化させることに触れ「気を緩めることなく取り組む」と決意を示した。

 来賓の山本公一環境相は「豊島の原状回復は道半ば。国としても産廃特別措置法に基づき、できる限り支援する」と述べた。浜中満直島町長は「処理施設の受け入れを巡っては漁業関係者から風評被害を懸念する声もあった。事業を無事終えたことに感謝したい」と話した。

 終了後、豊島住民会議の安岐正三事務局長は「処理完了は大きな区切り。これからも次世代のために原状回復への努力を惜しまない」と語った。

 直島での産廃処理は、豊島住民と県が2000年に合意した公害調停に基づいて実施した。県は公害調停で搬出期限とされた3月末までに終了する計画だったが、新たな産廃が見つかって処理量が増え、6月にずれ込んだ。
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