丘の上に鎮座する　アートに愛された寺院　1693（元禄6）年に智算和尚によって開基建立。ご本尊はあらゆる衆生を苦しみから救うという不空羂索観世音菩薩であり、開扉は33年に1度のみ。ほかに不動明王、毘沙門天、弘法大師などが安置される。丘に位置する境内には本堂、山門、客殿、鐘楼堂、庫裏、瑜伽大権現堂などが並ぶ。白壁と老松が美しく巡り心安らぐ空間だ。境内には大原焼の作品も点在。高さ3メートルの五重塔は現存する大原焼の中でも代表的な名作とされる。庭の古瓦や銅板によるアート作品も見応えがある。ご案内住所／〒719-0302　浅口郡里庄町新庄3167ＴＥＬ／0865-64-2102ＨＰアドレス／https://www.fudoin.com/交通／山陽自動車道・鴨方ICから車で15分。JR山陽本線・里庄駅から車で4分、または徒歩20分宗派／高野山真言宗ご本尊／不空羂索観世音菩薩開山／1693（元禄6）年代表的寺宝／両界曼荼羅（胎蔵界曼荼羅、金剛界曼荼羅）、涅槃図、毘沙門天立像、不動明王坐像、弘法大師坐像、大原焼作品御朱印／受付9時～16時、納経所まで　300円※不在時は差し替えを用意年間行事1月2日／正月修正会旧暦2月15日／常楽会（4年に1度の開催）4月8日／花まつり旧暦6月22日夜／瑜伽祭り8月16日／施餓鬼会11月中／菊花展12月31日／除夜の鐘【ここ、知ってる？】縁結びのハートの植木　ぷっくりしたハート型の、なんとも可愛らしい植木。参道入口にあるもので、檀家のご夫婦がせん定してくださったそう。それ以来、不思議なことに不動院青年部のメンバーに次々と良縁が舞い込んでいるとのこと。ご縁を求める方は、参拝前に立ち寄ってみては。