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井原デニム使った和服商品化 青木被服、しわや色落ち生かす

青木被服が商品化したデニムの和服

 カジュアル衣料製造の青木被服(井原市西江原町)は、地元産デニムを使った和服を商品化した。しわや色落ちといった独特の風合いを和装に生かそうと企画。国内販路を開拓するほか、海外の展示会でもPRする。

 女性用10種類と男性用1種類を展開。麻の葉や小紋といった伝統的な和柄、濃紺の単色をはじめ、迷彩やパッチワークなど現代的なデザインをそろえた。価格は3万8千~8万円(税別)。男女それぞれ2サイズを用意し、規格外は別途3千円で対応する。カラーデニムの帯(7800円から、税別)やバッグ(5千円から、同)など小物もある。

 OEM(相手先ブランドによる生産)で手掛けている柔道着の製造で培ったパターン(型紙)制作や縫製技術、ジーンズの生産設備を生かせるとして量産化を決めた。自社通販サイトで近く販売を始め、国内のセレクトショップなど取引先を広げていく予定。7月にはフランス・パリで開かれる日本文化の祭典「ジャパンエキスポ」にも出品し、海外のバイヤーらに売り込む。

 青木茂社長は「和服になじみが薄い若い世代に興味を持ってもらうきっかけにしたい」としている。

 青木被服は1961年創業。資本金3千万円。売上高約8億2千万円(2017年1月期)、従業員31人。本社と中国に工場を持ち、主に高価格帯のカジュアル衣料をOEMで国内アパレルメーカーに供給している。
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