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倉敷駅前東の区画整理事業が終了 道路新設や拡幅、30日完成式典

土地区画整理事業が終了したJR倉敷駅前東地区。東ビル(左奥)の手前右が新設の市営駅東駐車場

 倉敷市がJR倉敷駅東側で進めていた「倉敷駅前東土地区画整理事業」が終了した。関係権利者の同意取得が難航したため、事業期間を2度延長し、都市計画決定から12年かかった。駅南北を結ぶ都市計画道路を新設してアクセスを改善、駅前から続く国道429号を拡幅した。総事業費は約33億円。30日、駅前の東ビルで完成式典を開く。

 事業の対象エリアは同市阿知、昭和の約3・6ヘクタール。昨年12月、電線類を地中化し、電柱を撤去して工事を完了。3月3日に県が換地処分の終了を公告したことで事業を終え、4月から清算事務に入る。

 事業により、幅12メートルだった国道429号は30~20・5メートルに広がり、同国道とJR山陽線寿町踏切を結ぶ都市計画道路「昭和宮前線」(幅28メートル、延長108メートル)を新設。倉敷市は「市中心部のにぎわい創出や渋滞緩和に向けて大きな前進」(倉敷駅周辺開発事務所)としている。

 市は事業区域内のうち約4千平方メートルを取得し、141台収容の「市営駅東駐車場」(鉄骨4階延べ4066平方メートル)を建設して4月1日に開業させるとともに、2017年度中に公園(1100平方メートル)を造る。

 土地所有者や借地権者ら約100人の権利関係者は、事業区域の内外に移転。区域内ではマンションや飲食店が建ち、さら地部分も今後、土地所有者の意向に沿って整備される。

 以前の同エリアは商店と民家が密集。道路は狭く、渋滞が頻発していた。1990年代には、地権者らによる再開発計画があったが、核テナントに想定していた商業施設が撤退し、市が2003年に土地区画整理事業に転換した。

 市は05年に都市計画決定。当初は10年度の完了を目指していた。一部の権利者と交渉が難航し、市は土地区画整理法に基づいて建物を移転・解体する「直接施行」も念頭に置いていたが、15年11月に全地権者と合意した。

 倉敷駅北西では、市は県が事業主体の連続立体交差(鉄道高架化)を視野に、総事業費約166億円の予定で第2土地区画整理事業(22・5ヘクタール)を進めている。
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