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重友梨佐が世界陸上マラソン代表 「五輪と同じロンドンで雪辱」

代表入りの喜びや本番への抱負を語る重友梨佐=岡山市内

 日本陸上競技連盟は17日、世界選手権(8月・ロンドン)の男女のマラソン代表6人を発表し、女子は天満屋の重友梨佐(29)=備前市出身、興譲館高出=が選ばれた。2012年ロンドン五輪代表の重友は2大会連続の世界選手権出場。

 重友は1月の大阪国際女子マラソンを2時間24分22秒で5年ぶりに制し、選出が確実視されていた。この日、岡山市で会見した重友は「(不本意な成績だった)五輪と同じロンドンでのレース。あの時に悔しい思いをした分、今回はしっかりした走りをしたい」と話した。

 女子は重友のほか、先の名古屋ウィメンズマラソンで日本歴代4位の好記録をマークし日本人トップの2位に入った安藤友香(スズキ浜松AC)、3位の清田真央(同)が代表入り。男子は井上大仁(MHPS)、川内優輝(埼玉県庁)、中本健太郎(安川電機)が選ばれた。

 2大会連続の代表入りが決まった重友は17日、岡山市で会見し、下位に沈んだ2012年五輪と同じロンドンでのレースに向け「自分にとって縁のある場所。(五輪で)悔しい思いをした分、今回はしっかりした走りをしたい」と雪辱の思いを口にした。

 代表選考会を兼ねた1月の大阪国際女子マラソンで5年ぶりに優勝し、三たび手にした世界切符。この1年、足の故障などで苦しんできただけに「我慢してやって来て良かった。せっかくもらったチャンス。今までより楽しむ気持ちで練習に取り組み、緊張感を持って臨む」と喜びをにじませた。

 2間24分22秒でフィニッシュした大阪国際。序盤で先頭から遅れたものの、焦らず冷静にピッチを刻み35キロ付近でトップに躍り出た。前半と後半をほぼイーブンペースで押し切った点を収穫として挙げ、「ある程度タイムを狙いながら、具体的な展開を描いて本番に向かいたい」と話した。一方で足の状態はまだ万全ではないといい、「もっと練習を積めないと戦えない。うまく(けがと)付き合いながら、自信の裏付けとなるものをつくっていく」と表情を引き締めた。

 先の名古屋ウィメンズマラソンで、ともに代表入りした初マラソンの安藤、2度目の清田が好タイムをマークしたことに刺激も受けた様子。「勢いを感じたが、自分は良いことも悪いことも経験しているのが強み。結果を残せなかった過去の代表経験も生かし、負けないよう頑張る」と決意を述べた。

 しげとも・りさ 備前中から興譲館高に進み、3年時の全国高校駅伝は主将として岡山勢初の優勝に貢献した。2006年に天満屋入社。12年大阪国際女子マラソンを自己ベストの2時間23分23秒で制し、ロンドン五輪代表の座を射止めた。世界選手権は前回の15年北京大会にも出場し14位。168センチ、53キロ。備前市出身。
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