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ラスカルやアンのアニメ原画鑑賞 岡山で「世界名作劇場展」開幕

細部まで丁寧に描かれたセル画や原画に見入る入場者

テープカットで開幕を祝う主催者ら

 名作アニメーションの創作の舞台裏に迫る「THE 世界名作劇場展~制作スタジオ・日本アニメーション 40年のしごと~」(岡山県立美術館、山陽新聞社、岡山放送主催)が17日、岡山市北区天神町の同美術館で開幕。初日からファンらが続々と訪れ、「あらいぐまラスカル」「母をたずねて三千里」など懐かしい作品の世界に浸った。5月7日まで。

 一般公開を前に開会式があり、松田正己山陽新聞社社長、守安收同美術館長らが「アニメーションの職人らの巧みな技による珠玉の作品ばかり。名作劇場の世界を存分に堪能してもらいたい」などとあいさつ。岡崎彬・同美術館運営協議会長らを加えた6人でテープカットして開幕を祝った。

 日本アニメーション(東京)が生み出した世界名作劇場シリーズ全26作品を中心に、原画やセル画など約300点を展示。「フランダースの犬」のキャラクター設定原画は、主人公ネロの喜怒哀楽の表情や、愛犬パトラッシュの歩き方などを“アニメーションの神様”と呼ばれた森やすじさんが温かみのある線で描いている。

 若き日の宮崎駿さんが手掛けた「赤毛のアン」のレイアウトは、生き生きしたアンの表情が今にも動き出しそう。

 入場者は細部まで熱心に鑑賞。松山市から訪れた看護師の女性(39)は「キャラクターや舞台の細かな設定が分かる資料が面白い。もう一度作品を見返したくなった」と話していた。

 3月21、27日、4月3、10、17、24日は休館。午前9時~午後5時(24日、4月28日は午後7時まで)。一般1100円、高校・大学生700円、小・中学生500円、65歳以上900円。
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