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笠岡、玉野市が岡山大に寄付講座 4月開設、地域担う医師確保

 笠岡、玉野市は2017年度から、岡山大大学院医歯薬学総合研究科にそれぞれ寄付講座を設ける方針を決めた。各地域の医療を担う人材を確保する狙いで、笠岡は5年間、玉野は3年間の予定。ともに4月1日の開設を目指し、初年度分の寄付金を当初予算案に計上している。

 笠岡市は「県南西部(笠岡)総合診療医学講座」。スタッフは内科医の准教授と助教各1人、研修医2人で、実習の場として市民病院(同市笠岡)で週4日診療するほか、当直勤務(週2回)にも就き夜間救急に対応する。島しょ部への往診、医療環境向上に向けた研究にも取り組む。

 市民病院には12診療科があるが、常勤医は9人のみで耳鼻咽喉科は医師が確保できず休診している。診療体制充実に向け、市が大学に寄付講座を打診していた。

 市は5年間で総額1億1千万円を寄付する予定で、当初予算案には2200万円を盛り込んでいる。15日、市議会の関係委員会で計画を説明した。

 玉野市は「県南東部(玉野)総合診療医学講座」を設置。医学部の学生や研修医、薬剤師らが市民病院(同市宇野)を週1回訪れ、臨床診療技術などの指導を受ける。総合診療を担う若手医師を育てるためのプログラム開発、医師不足など地域医療が抱える課題に関する研究も進める。初年度の寄付額は2200万円。

 岡山大に開設されている自治体の寄付講座は、岡山市の「地域医療学講座」、岡山県の「地域医療人材育成講座」、広島県と福山市による「小児急性疾患学講座」がある。
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