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美作に国内最大級のメガソーラー パシフィコ社建設 19年秋稼働へ

 米国で石油関連事業を手掛けるジェミソングループの日本法人「パシフィコ・エナジー」(東京)が、美作市内に日本最大級の出力257メガワットの大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設することが11日、分かった。近く着工し、2019年秋の稼働を目指す。

 すでに美作市作東地域の山林やゴルフ場跡地など約410ヘクタールを取得。計画では236ヘクタールを造成し、約75万枚の太陽光パネルを設置する。年間発電量は一般家庭約8万1千世帯分に相当する約29万メガワット時。全量を中国電力に売電する。総事業費は非公表。

 実現すれば、瀬戸内市の錦海塩田跡地で整備が進むメガソーラー(出力230メガワット、年間発電量約26万メガワット時)を抜き、「国内最大になる」(パシフィコ社)という。

 作東地域の建設地は、広大な土地が確保できる▽日照時間が長い▽気温が低く発電効率が良い▽地震が少ない―などの条件から選んだ。

 森林伐採による洪水や土砂災害を懸念する地元の声を受け、保水能力を高めるための調整池を21カ所に設置。総容量(27・1万立方メートル)は県基準の1・8倍になるとしている。

 パシフィコ社は建設中を含め全国4カ所でメガソーラーを手掛けており、岡山県内では美作市大原地区と久米南町で稼働している。

 金當一臣社長は「東日本大震災以降、再生可能エネルギーの普及が重要になっている。地元の理解と協力を得ながら、事業を推進していく」と話している。

 国の再生可能エネルギー固定価格買い取り制度は、震災後の12年度にスタート。買い取り価格の引き下げに伴い、近年は新設が減少傾向にあるが、同社は15年3月に国の設備認定を受けて準備を進めていた。
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