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岡山発 さらば日本一の長距離列車 JRダイヤ改正で下関行き廃止

岡山―下関間を直通運転する普通列車。ダイヤ改正に伴い3日の運行を最後に姿を消す=1日午後4時12分、JR岡山駅

 JRグループの春のダイヤ改正に伴い、定期の普通列車として運行距離が国内最長だった山陽線岡山発下関行きが、3日の運行を最後にダイヤから消える。道中82駅に停車しながら384・7キロを7時間33分かけて走る鈍行列車が“日本一の座”を明け渡す。

 JR西日本によると、岡山―下関間の直通運転(午後4時17分岡山発、11時50分下関着の片道)は2016年春のダイヤ改正に合わせ、4両編成で始まった。「検査や整備のために下関総合車両所へ車両を届けるためのダイヤ」(同社広島支社)だったが、4日の改正で東広島市の山陽線に新駅「寺家」が開業。各駅への停車時刻が変わった影響などで直通運転がなくなった。

 廃止を目前にした1日、岡山駅では名残を惜しむ鉄道ファンの姿が多く見られた。車両や「下関」の行き先表示をカメラに収めていた大学4年男子学生(22)=大阪府=は「この列車に乗りたくて在来線を乗り継いできた。長旅になるが、景色や雰囲気を楽しみたい」と話した。

 改正後はダイヤ上、定期の普通列車としてはJR根室線滝川発釧路行き(308・4キロ)が最も長い距離となる。この便は16年春以来1年ぶりに日本一に返り咲くが、昨夏の台風被害で一部区間が不通となり、再開のめどが立っていない。実際に乗車できる最長距離の普通列車は山陽線糸崎発下関行き(297・2キロ)になりそうだ。
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