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豊島産廃スラグの埋め立て回避 香川県、直島で全量一時保管へ

 香川県・豊島の不法投棄産業廃棄物問題に絡み、県は24日、溶融処理で生じる燃えかす(粗大スラグ)2180トンについて、検討していた埋め立て処分を行わず、処理施設がある同・直島で全量を一時保管する計画を明らかにした。従来通り、セメント原料として三菱マテリアル九州工場(福岡県苅田町)に送る。

 豊島での住民側との協議(非公開)で説明した。1月末に浮上した県の埋め立て処分案について、住民側は「再生利用を図る」とした県との公害調停に反する行為として反発していたが、今回の計画を了承した。

 粗大スラグを一時保管するのは、いずれも同社直島製錬所敷地内。県は1千トン分は既に確保しており、残りの保管場所は3月1日から借り受ける。

 県が粗大スラグの埋め立てを検討したのは、調停による産廃の島外搬出期限(3月末)が迫ったことが背景にある。搬出を急いだため、直島の処理施設に処理前の産廃がたまり続けていた。産廃の仮置き場不足の解消策として、粗大スラグを処分し、保管スペースを確保する考えだった。

 廃棄物対策豊島住民会議の安岐正三事務局長は取材に「埋め立てを行わないとの結論に安心するとともに県の努力を認める」と話した。
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