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ソフト日本女子で岡山育ち活躍 L1部の柳瀬、三宅、原田選手

(左から)柳瀬友紀、三宅美咲、原田のどか

 競技熱と注目度が再び高まっている。2020年東京五輪で、金メダルを獲得した08年北京大会以来3大会ぶりに実施されるソフトボール。日本代表メンバーがしのぎを削る国内最高峰の日本女子リーグ1部で活躍している岡山育ちの3選手をご存じだろうか。SGホールディングスの柳瀬友紀(岡山東商高出、岡山市出身)、シオノギ製薬の三宅美咲(倉敷中央高出、高梁市出身)、太陽誘電の原田のどか(岡山南高出、総社市出身)。いずれも各チームの主力で昨季はリーグ戦全22試合に出場し、リードオフマンとして奮闘した。来るシーズン、さらなる飛躍をそれぞれ思い描く。

■柳瀬友紀 攻守に衰え知らず

 2年ぶりに主将に復帰した昨季は二塁を任され、堅実な守備で投手陣をもり立てる一方、打っても自己最高の打率3割9厘を記録。「下半身の使い方などがつかめた」。飛距離もアップし、11月の伊予銀行戦では自身初の1試合2本塁打を放った。

 個人では結果を残したものの、リーグ戦は7勝15敗の9位に沈み、辛くも1部残留を決めた。「チームとしての戦い方が見えず、全体に焦りもあった」と振り返る。

 オフも走り込みを重ね、足腰を鍛える27歳。入社10年目となる今季は、上位4チームで争う決勝トーナメント進出が目標だ。昨秋の国体では準優勝したチーム。「一年一年が勝負。自分のプレーを見せることで若い選手に響くものがある」。衰え知らずのベテランが反攻の先頭に立つ。

■三宅美咲 主将 強打でけん引

 「『また落ちたら』という重圧もある中、勝利だけを考えて戦った」。主将の自負がにじむ。2部降格から1年で1部復帰を果たした昨季は残留圏内の8位で終えた。

 2012年には本塁打王に輝いたこともある左の強打者は「センター返しを徹底できた」とキャリアハイの打率3割2分8厘をマークした。5点ビハインドの六回に大量11点を奪い逆転勝ちしたのは10月のSGホールディングス戦。「諦めない気持ちが芽生えてきた」。26歳の一塁手はナインの変化に手応えを感じている。

 重いマスコットバットを振り込み、ウエートトレーニングに黙々と励む日々。「来年には優勝争いができるようチームのために尽くす」。40年以上遠ざかっているリーグ制覇への足掛かりを今季築く。

■原田のどか 守備に絶対の自信

 「1番・左翼」に定着した昨季は「常に100パーセントを目指している」と絶対の自信を持つ守備でみせた。打球への抜群の反応と強肩で、昨季準優勝したチームの窮地を何度となく救った。

 高校時代に女子野球ワールドカップで日本の初優勝にも貢献した25歳は昨年11月、日本代表の強化指定選手(29人)に初めて選ばれた。3月まで国内外で行われる強化合宿に招集されており、「東京五輪に近づくチャンス。宇都木ヘッドコーチの目に留まる選手になる」と決意を新たにする。

 入社7年目、非凡なセンスも相まって着実に成長を遂げてきたが、満足はしていない。昨季、打率2割7分5厘だった打撃など全ての面でレベルアップを期す。五輪代表を巡るサバイバル競争を勝ち抜くためにも「今年は結果にこだわる」。

 日本女子ソフトボールリーグ 1部は12チームによる総当たり2回戦を行い、上位4チームが決勝トーナメントで優勝を争う。昨年はトヨタ自動車が2年ぶり9度目の栄冠をつかんだ。今季の開幕日は未定だが、例年は4月中旬。岡山県出身者では1部リーグで昨季、柳瀬、三宅、原田のほか、ビックカメラ高崎の小野沙也加(岡山南高出)、SGホールディングスの藤田成美(美作高出)がプレーした。平林金属(岡山市)などが所属する2部は14チームが「アドバンス」「ホープ」の2グループに分かれて戦う。
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