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2連覇目指しグレ釣り中国大会へ 島根・隠岐島

2回戦に向けて意気込む筆者

今回使ったラインと餌

グレ(今回釣ったものではありません)

試合会場のひとつ、隠岐島のサキノボリ

試合後、参加者全員で記念写真

 おかげさまで「瀬戸内釣り日誌」は1周年を迎えることができました。ありがとうございます。皆様にとって満足いただけるコラムになっているか不安を感じながらの執筆ですが、今後も頑張って書いていきますので引き続き読んでいただけると幸いです。

 今回は昨年12月25日、島根県・隠岐島で行われた「GFG中国地区本部中国杯磯釣り(グレ)トーナメント大会」の様子を紹介します。4回目を迎えるこの大会は、中国5県各支部の予選を勝ち抜いた選手がトーナメント方式で戦います。未明からの強行軍で行われるだけでなく、時間や大きさの制限などもあり、なかなかシビアな大会です。岡山支部からは、香川県・小豆島南磯で行った選考大会の上位3人が出場。大会はチヌ、グレの交互で行われており、前回大会(チヌ)で私は運良く4回戦を勝ち抜き優勝し、2連覇を目指しての参戦でした。

 クリスマスイブの24日午後11時過ぎ、岡山代表3人で岡山インターを出発。翌25日午前3時ごろに七類港(松江市)へ到着しました。準備を済ませて受付、抽選、開会式に臨み、隠岐島(島前)に向かう渡船に乗り込みました。冬の日本海は北西風の影響で高波やうねりが起きてかなり荒れています。2時間以上、船を北へ走らせた後、磯付けが始まりました。恥ずかしながら、船に弱い私は酔い止め薬を飲んでいましたが、ゲロゲロ状態でした。

「さらし」の切れ目ポイント

 1回戦の会場「アトノボリ」に、山口と鳥取の選手3人で降りました。釣り座の3カ所と境界線をジャンケンで決め、一番勝ちした私はルール通り一番右に釣り座を構えました。1時間ごとに釣り座を右回りで変わり、3時間後に30センチ以上のグレの総重量で争います。日本海は瀬戸内海と違いウネリがきついので、潮の流れの中を釣るのではなく「さらし」(磯などに波が砕けて白く泡立っている場所)の切れ目を主に狙います。仕掛けは、G3のウキにG5のがん玉を数個打って繰り返し流していきました。しかし、刺し餌が「さらし」にもまれ、狙いの棚まで入らないうちに境界線を越えてしまいます。試行錯誤しましたがうまくいかず、思い切って仕掛けを大幅に変更しました。

 円すいウキを沈ませ、小さなウキをつけてアタリを取る「二段ウキ仕掛け」で安定した底潮を捕まえる作戦を取りました。うまく仕掛けをなじませることができると、待望のアタリが出ました。魚はグレでしたが30センチには届きません。そのまま3人ともキープサイズを確保できないまま1時間が経過。私は一番左手の釣り座に移動しました。私の勘ではこの釣り座が勝負のポイントでした。一番素直に沖に向かいきれいな「さらし」が出ていました。仕掛けは二段ウキのままで開始し、すぐにアタリがありましたが小さいグレです。狙うポイントを足元から沖へと変えて探るとまたアタリ。竿の曲りは30センチ超えのグレです。勝負を分ける貴重な魚と分かっていましたので、緊張で心臓はバコバコ、ドキドキ! 潮のしぶきを全身にかぶりながらタモ入れをしようと試みますが、「うねり」が強く一発ですくえません。魚が外れないことを祈りながら何度目かのタモ入れの後、無事魚を収めることができました。その後も数は釣れますがサイズが微妙…。最後の釣り座に移動しました。そこでもコッパグレばかりで時間切れです。

 検量のため渡船がやってきました。各自魚を選んで検量に出します。私も4匹を選んで提出しましたが1匹は30センチもなく計1430グラムでした。他の選手は「880グラム」「0グラム」で何とか勝ち残り、船に乗り込みました。

無念の決勝戦観戦

 他の会場も勝者を拾っていき、その間1時間ぐらい船に揺られてやっと2回戦です。次は広島の選手と2人で「宴会場の横」に降りました。今度は、1時間交代の2時間の試合です。ここはさらに釣り座が高いのですが、波も高く試合途中お互いビショビショです。私も45センチぐらいの良型グレを釣りましたが相手の選手は数も釣っており、負けてしまいました。3回勝つと優勝でしたが、残念な結果となってしまいました。まだまだ未熟者だと反省と非常に悔しい思いを残し、決勝戦を観戦しました。

 決勝戦は接戦で、2匹釣った岡山の若手のホープ同前君が優勝しました。試合後、集合写真を撮ると急いで船に乗り込みました。七類港に戻り午後7時から表彰式でした。私は6位でバッカンを賞品にもらいました。その後選手、大会役員にお礼とあいさつして帰岡。途中食事も取らず急いで帰りました。丸1日動き回ったせいで、本当にくたくたになって自宅へ帰りました。日常の釣りではあまり体験できない貴重なトーナメント大会です。全力で立ち向かい、見事撃沈の一日でした。

 最後に大会中は携帯電話が使用禁止のため、写真が少なく申し訳ありません。

<マキエ>
オキアミ 6キロ
超遠投グレ 2袋
グレパワーV9(徳用)   2袋
遠投ふかせスペシャル 1袋

<刺し餌>
くわせオキアミスペシャル(M)
くわせオキアミスーパーハード(M)
くわせオキアミV9(M)

<道糸>
東レ 銀麟 スーパーストロング アイサイト1.75号

<ハリス>
トヨフロン スーパーL・EX HYPER1.5号 1.2号



兼松朋弘(かねまつ・ともひろ) 釣り愛好者でつくるクラブの愛潮・花遊会に所属。日曜と祝日、県内の中でも特に牛窓や小豆島近辺を中心に釣行を重ねるサラリーマン。マルキユーのフィールドスタッフ、東レのラインテスター。がまかつファングループ(GFG)岡山支部事務部長。

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